変換、日本語入力のトラブル

vistaの標準の日本語入力ソフトである「Microsoft IME」には自動学習機能が搭載されており、ユーザーの入力を学習してその都度「ユーザー辞書」に書き加えている。 そのため、この「ユーザー辞書」が壊れてしまうと、正しく漢字変換ができなくなったり、日本語の入力時にエラーが発生したりする。これを解決するには、学習内容は破棄されてしまうが「ユーザー辞書」の修復を試してみよう。しかしその前に、ユーザー辞書が保存されているドライブ(通常はCドライブ)を「チェックディスク」で修復するのがポイント。 これでも修復できないときに「ユーザー辞書」の修復を実行する。

チェックディスクのやり方

  1. 「スタート」メニューの「コンピュータ」をクリックして「ユーザー辞書」が保存されているドライブを右クリックして「プロパティ」を選択。「ツール」タブの「エラーチェック」欄にある「チェックする」をクリックする。
  2. 「ディスクのチェック」ウィンドウが表示されたら、チェックディスクオプションに二つともチェックを入れて「開始」をクリック。vistaを再起動すると「チェックディスクが開始される。

ユーザーの辞書の修復方法

  1. 言語バーの「ツール」ボタンをクリックし、「プロパティ」を選択する
  2. 「辞書・学習」タブを開き、「辞書ツール」欄にある「修復」をクリック。数回、警告画面が表示されたあとに修復が実行される。修復で破棄されるのは、自動学習したものだけ。自分で登録した語句などは削除されない。