パソコンが遅い理由はさまざまでたくさんの要因があるが、パソコンを使い込んでいくと徐々に断片化が進み、パソコンの動作はこれに合わせてだんだん遅くなっていく。これを解決するには「ディスクデフラグツール」を実行すればよい。なお、XPではユーザーが任意のタイミンクで実行するしかなかったが、新しいVistaではスケジュールに従って自動実行されるようになった。そのため、ユーザーが意識しなくても定期的に断片化は解消されるのだが、実行中は動作が遅くなるため作業中は避けた方がいい。
実行するタイミングを、あまりパソコンを使わない時間帯に変更してくのがおすすめ。 また、オンラインソフトを使うことで、より確実に断片化を解消する方法などもある。
【1】ディスクデフラグツール」を起動する
「スタート」メニューの「コンピュータ」をクリック。ドライブを右クリックしして「プロパティ」を選択、「ツール」タブで「最適化」をクリック。
【2】「今すぐ最適化」をクリック
「スケジュールに従って実行する」にチェックが入っていると次ぎから自動実行される。その下に、自動実行するタイミングと最後に実行した日時が表示される。「最終実行日時」に表示される日時から1ヶ月以上経過しているようなら「今すぐ最適化」をクリック。すぐにデフラグが実行開始される。
【3】自動実行のタイミングの変更
「スケジュールの変更」をクリック。この画面が表示されるので「頻度」を「毎月」にし、「日」と「時刻」は自分の都合に合わせて変更すれば完了。
デフラグ専用ツールって?
Vistaディスクデフラグツール」は、Vistaを起動したまま実行する。そのため、使用中のシステムファイルなどを並べ替えることができない。より確実にデフラグを実行するには、「すつきり!!デフラグ」のような専用ソフトの活用もいい。