ウイルス対策ソフトの「ウイルス警告」が表示されるときは、(1)「ウイルスを含むファイルがハードディスク内にあるだけの」のケースと、(2)「ウイルスが発動してパソコンが感染した」ケースの2通りの場合がある。(1)の場合は、ウイルス対策ソフトの機能でウイルスを「駆除」や「削除」すればいい。(2)は、ウィルス対策ソフトが常に最新の状態に保たれていればほとんど発生することはない。
ウイルスが発見された(1)の段階で阻止されるからだ。心配ならば、複数のウイルス対策ソフトでチェックしてみるといいだろう。ここでは「AVG」を使い、ウイルスが発見されたときの対処法を解説する。
無料のウィルス対策ソフト「AVG」をインストール
トップページ上部にある「ダウンロード」をクリックし、この画面で「ダウンロード」をクリック。次の画面でダウンロードし、インストール。プリインストールされているウイルス対策ソフトは、事前にアンインストールしておくこと。
開こうとしたファイルにウィルスが含まれている場合は、書告が表示されるので、ここで「修復」をクリックすると、ファイルを削除できる。削除していいか確信が持てない場合は、「隔離室へ移動」をクリックすると、ウイルス退避用の別フォルダにコピーすることができる。
AVGは定期的にハードディスク全体をウイルススキャンする。ウイルスが見つかると、警告が表示される。「結果の表示」をクリックする。
「ウイルスの結果」タブをクリックすると、発見されたウイルス入りファイルが一覧表示される。1つ1つクリックし、下部の「修復」または「隔離室へ移動」で処理する(操作が可能なボタンのみ表示される)